冬、
寒くなってくると
無性に小豆を煮たくなるのですが、
この冬は
昨年のうちに小豆の新豆は買っておいたものの
なかなかその気になれず。
中2の娘アンは、先週末に
3月の全国大会出場をかけた選考会に挑んできました。
県のベスト4が総当たりで、2位までが
県の代表として全国大会に出場できます。
ベスト4のメンバーは、小学生の頃からの
ライバルでもあり、親友でもあります。
これがまたみんないい子たちで。
(男女とも勉強もできる子も多く、つまり親がすごいのです。
スポ少に入って、私の方が勉強になりました。)
小学6年生の時も、代表メンバーとして
全国大会の団体戦に一緒に出た仲間です。
このメンバーで、2泊3日で宿泊するのも
楽しいイベントで、アンとしては
なんとしても勝ちたかったのです。
でも、身体のトラブルも抱え、
今や週3回しか練習していないアンは、
ベスト4に入っただけでも奇跡的、
選考会は敗退しました。
私としては、正直
当然の結果でもあり、もっと松江塾の授業を
リアルタイムで受講できるようにしたいので
「選考会もなくていいのに。
県新人大会の時点で2位までで決めちゃえばいいのに。」
という思いもあり複雑でしたが、アンは
「ワンチャンある」
と信じて、
嫌いなランニングも増やして
臨んだのでした。
と言っても、月間50kmちょっとしか走れてませんが(^◇^;)
県のトップになるには、最低でも100kmは走らなければ、
という世界です。
でも、
アンの最後まで諦めない気持ちは大事にしたいし、
試合の方も今までにない攻め方で成長が見られて、
私は
「負けたけど、今まで頑張ってきた成果は
試合で出せてたよ。」
と言うのですが、
アンはかえってぶすっとなるので、
ハイハイ、私にあれこれ言われたくないよね、
スポ少の時から、何でも通過点だと言うのも、
簡単に言われたくないよね、と
そういう時には放っておきます。
アンは、みんなの前ではニコニコして
「全国でも頑張ってきてね。」と
言い合える仲間に恵まれて、
全国大会に行くためには
どれだけの努力や精神力が必要かも
お互いにわかっています。
試合は真剣勝負でも、試合後はみんな笑顔で
いるところが素敵だな、といつも思います。
県新人大会後からずっと週末忙しかったのが
やっと一区切りついて、ホッとしたのか
選考会から帰宅してから
急に小豆を煮たくなりました。
もっとボロ負けするんじゃないかと
心配でもあったんですね、きっと。
アンに有益な情報を集める毎日でしたし。
とりあえず終わってスッキリ、
いろいろやりたかったことをする元気が
出てきました!
小豆は浸水の必要がないので、
思いたったらすぐに煮えるのがいいです。
小豆を煮る時には、厚みのある土鍋で。
柔らかく煮えて火を止めた後も蓋をしたままおくと
余熱でさらにふっくら仕上がるような気がします。
煮えすぎて、皮が破れてしまいましたが
この後潰すので大丈夫。
今回は、
ひろみんさんに教えてもらった
麹あんこを作ってみました。
低温調理器を使って、
ついでに醤油麹も。
ずっと使っていなかった30年前の
ティファール圧力鍋の深さが
低温調理器にぴったりで、再び我が家の
一軍鍋となっています。
塩麹、醤油麹、玉ねぎ麹、にんにく麹、しょうが麹は
定期的に作っていますが、
麹あんこは初めて。
小豆麹は、58℃で10時間。
醤油麹は7時間。
翌日は、
ぜんざいにしてみました。
感動(*゚∀゚*)
これが、麹あんこの甘さ。
焼いたお餅の香ばしさとの相性がいい。
麹あんこは、冷蔵庫で保存する間も
甘味が増してくるので、それも楽しみ。
娘たちには黒砂糖を少し入れてみたらどうかな?
とか、
まだ小豆のストックがあるので、
次は生麹でも作ってみよう、とか
今後のバリエーションも楽しみです。
この週末は、
次女の誕生日パーティーで
次女の好きなグラタンと、ケーキも作って
久しぶりに家族みんなでゆっくりできました。
次女は、年末から成人の日まで
巫女さんバイトで終日いなかったので。
巫女さんバイトの笑える話、
次女が産まれた日の笑えるエピソード、
お父さんからの
「誕生日忘れてないよプレゼント」の
定番ハーゲンダッツ。
凹むような時も、
家族で食卓を囲んで、笑って
元気が出ますように。
毎日のご飯は、手抜きの日もあれば
楽しみながら作る日もあり。
どんなご飯でも、
家族みんなで、会話が楽しい食卓が1番です。