中3松江塾ママブロガー☆初代公認☆ミチルのチルでミチルな青い鳥

山歩き好き母の育自生活。まわり道をして気づく、幸福は自分の中に。

「さあ、自分のアイデンティティは何でしょう」と問いかけられる授業

前回、金曜日の

 

中2 美味しくいただく国語(公立高校入試問題)の続き。

 

前回の授業では、真島先生が

 

「わからない言葉はスルーしちゃうよね」

 

さらに、

 

「言葉を辞書的に意味だけ理解していても

 

読み手の中身がおこちゃまだと

 

国語ってついていけなくなるよね。

 

精神的な成長がないと文章の内容が理解できないから、

 

何度も何度も噛み砕きながら読んで、

 

ほんのちょっとでも想像できたら大成功なんだよ」

 

というところで終わり、

 

続きがとっても気になっていた。

 

 

 

今回も、アンはリアルタイムで視聴したが、

 

5行だけ進んだ国語の授業を

 

じーっと画面を見つめて聞いていた。

 

時間にしたら、20分も経ってない授業だったと思う。

 

でも、「アイデンティティ」という

 

中2には難しいと思われる言葉が、

 

みんなに染み込んでいくのが分かる。

 

いい機会だから

 

アンと、アイデンティティについて話したいが

 

国語の授業後、アンはすぐ期末テストの勉強を

 

始めたので、またの機会にする。

 

とりあえず、昨日配信された授業動画を

 

もう一度ちゃんと見ておこう、と

 

キッチンにスマホを置いて、

 

夕飯を作りながら聴いた。

 

www.matsuejuku.com

 

アイデンティティ

 

アンは初めて考えるんじゃないかな。

 

私だって、アイデンティティなんて

 

普段は考えてない😅

 

私は、最初はお友達関係の中で

 

うっすら考え始めたのかなぁ。

 

進学先を決める時とか、

 

恋愛、

 

就職活動の時、

 

結婚を決める時、

 

子育てで思いっきり壁にぶち当たった時とか、

 

人生の転換期レベルの一大事や

 

悩みの中で

 

自分を見つめた時、

 

そういう時に考えてたことが、

 

私のアイデンティティに結びついてるのかな、

 

と思う。

 

 

 

「先生のアイデンティティは何ですか。」

 

相変わらずナイス質問🙋

 

そして、真島先生ナイスすぎる返答。

 

真島先生の座右の銘に、みんな納得。

 

アイデンティティ」について考え始める。

 

そして、

 

真島先生は、

 

13歳、14歳の心に届く言葉で語りかける。

 

「男の子たち、

 

自分はこういう人間なんだよって

 

ふっと言葉にできるようにしておくと

 

めちゃくちゃモテる。」

 

「マジっすか。」

 

「女の子は、大人になると脳みそで恋をするからね。

 

ちゃんと言語化できるように準備しておくんだよ。」

 

先生の言葉が、男子にも、女子にも

 

染み込んでいくのがわかる。

 

ここにも、染み込んでいる私がいる。

 

アラフィフのおばさん、涙が出てくる。

 

玉ねぎ切ってないのに。

 

みんな、いい授業受けてるね。

 

何だか、自分が今まで経験してきたことと

 

結びついてきて泣けてきた。

 

逆にみんなは、

 

これからいろいろなことを経験して、

 

いつかふと、

 

この授業を思い出す時がくるのかもしれないなぁ、

 

なんて、

 

そんなことを考えてしまった。

 

 

 

その日、アンが寝る前に

 

アイデンティティの授業について聞いてみたら、

 

「ああ、真島先生は

 

やりたい時に、やりたいことを、やりたいようにやる!

 

ってやつね。」

 

と、しっかり覚えていた。

 

そして、

 

「私のアイデンティティって何だと思う?」

 

と聞いてきた。

 

「うーん、そうだねぇ、

 

勉強でも、好きなことでも、とことんやると

 

見えてくるのかなぁ。

 

まあ、まずは考えることから、だね。

 

アンは、昨年とは変わってきてると思うよ。

 

松江塾に入ったからかもしれないし、

 

14歳って、変わってくる年齢なのかも。

 

14歳からの哲学、っていう本もあるくらいだから。

 

今度、読んでみるといいんじゃない?」

 

「うん、そうする。

 

おやすみー。」

 

 

 

6月に14歳になった時にも勧めた本だけど、

 

その時の返事は

 

「ふーん」

 

とだけ。

 

いい先生と出会って、

 

こうして変わっていくんだなぁ、

 

と思った。