中3松江塾ママブロガー☆初代公認☆ミチルのチルでミチルな青い鳥

山歩き好き母の育自生活。まわり道をして気づく、幸福は自分の中に。

スポ少時代を思い出す まさに家族がチームとなって頑張った日々

中2の娘アンは、

 

今朝38.8度の熱が出て、今日はずっと寝ています。

 

熱が下がってきたので、先ほど果物を食べて

 

また寝ました。

 

明日の授業参観、楽しみにしていたのですが

 

無理だなぁ。

 

 

 

10月の県新人大会後、ベスト4以上の選手は

 

毎週末大会や練習試合があり

 

今週末も、片道2時間かけて遠征に行く予定です。

 

一昨日の練習後は、県選抜メンバーのお友達と

 

近くのイルミネーションを観に行ったりもして

 

疲れが溜まっていたのでしょう。

 

来月の全国大会選考会に向けて、

 

練習のない日は可能な限り1日4km走っていますし。

 

「イルミネーションを観に行きたい!

 

帰ったらすぐ勉強するから。」

 

というので、1時間だけOKしたのですが、

 

すぐに帰宅すべきだったのか?

 

息抜きと体調管理のバランスが難しいです(T ^ T)

 

 

 

昨日の下校後、

 

車中で夕食を食べて

 

トレーナーの先生の施術を受けて、

 

そのまま練習に行く予定でしたが、

 

「喉が痛くて、頭痛がする。」と言い出したので

 

練習はお休みして、

 

ペナテストの追試もできず、

 

お風呂だけ入って寝ました。

 

体調を崩すと、授業も毎日シリーズも

 

追いつくのが大変になるので

 

トホホ、ですが

 

毎日頑張り過ぎだとも思います。

 

 

 

週3の練習、

 

部活の時間なら問題ないのですが、

 

スポ少時代のコーチの練習なので、

 

使用できる体育館の都合上

 

19時から22時の練習です(>_<)

 

これがなかったら毎日9時間睡眠できるのに。

 

最近の睡眠研究によると、

 

中学生は9時間、

 

高校生でも8時間30分の睡眠が必要だとか。

 

小学生は10時間(!)

 

アン、小学生時代10時間なんて寝てません。

 

スポ少で週6日で練習してましたから(>_<)

 

大会や遠征のない土曜日だけずっと寝ていました。

 

アンの海馬が心配です、、、。

 

 

 

そんな生活で頑張って、

 

ジュニアナショナルU13選考会に

 

参加できるまでになり(1度だけですが)

 

いろいろな貴重な経験をさせてもらいました。

 

味の素ナショナルトレーニングセンターでの

 

アスリート合宿に参加できる資格も

 

2年連続で得たのに、ことごとく

 

コロナで中止となったのはとても残念でした。

 

スポ少時代のこと、

 

いろいろ思い出してきました。

 

 

 

ボネ子さんのこの記事には共感しかありません。

 

matsue.hatenablog.jp

 

 

スポ少には私が連れていってましたが、

 

夫が保護者代表を務めた2年間は、

 

コロナの時期と重なり

 

通常以上に大変でしたし、

 

夫も週末の練習や遠征に毎回参加していました。

 

夫婦の会話も、家族の会話も増えて、

 

「家族がチーム」でした。

 

 

 

全国大会がコロナで延期になったり、

 

練習場所の確保も大変でしたが、

 

アンも休校、夫もリモートワークの時期は

 

お昼の時間に二人で公園に走りに行ったりして、

 

本当にチームメイトでした。

 

夫は自転車ですけど。

 

 

 

スポ少には熱心なコーチも保護者も多く、

 

アンはその中で育ててもらったので、

 

子供同士が学年関係なく仲が良いのはもちろん、

 

スポ少時代の保護者の皆さんとも、今でも

 

大会などで会うと人懐こく挨拶にまわってます。

 

いつの間にか他クラブの保護者の方とも仲良くなっていて

 

本当にありがたいことです。

 

 

 

アンは小3から県大会を連覇していたのですが、

 

禍福は糾える縄の如し、

 

6年生になってからは身体のトラブルが出て

 

その1年は特に苦しい期間でした。

(今もフィジカル弱いですが、いいトレーナーの先生と出会いました)

 

でも、女子キャプテンに立候補して

 

団のまとめ役も頑張っている姿に

 

私の方が励まされました。

 

勝つことだけが、

 

スポーツの目的ではありません。

 

辛い時に、諦めないでどう乗り越えていくか。

 

ピンチはチャンス!

 

私自身に言い聞かせる日々でした。

 

 

 

6年生最後の3月の県大会は、

 

アンの3連覇がかかった大会。

(コロナで中止の年があったので)

 

夏の全国大会県予選では3位だったので、

 

私は内心、「コロナで中止になりますように」と

 

思っていました。

 

大会の日は親の方が緊張して、食欲もないほどです。

 

本当に、もうあの緊張から解放されたいです、正直。

 

なのに、アンは

 

「最後の大会は、

 

優勝して、お父さんとお母さんに恩返しするんだー。」

 

と照れくさそうに言ったのです。

 

恩返しだなんて、

 

初めて言われて、嬉しいやら感動するやらで、

 

とっさに言葉が出ず、

 

いつも、

 

「大会は勝っても負けても、どっちもプラスだよ。

 

勝ったら今までの練習がよかったってことだし、

 

負けたら何が足りなかったのか考えて

 

プラスに変えていけばいいだけ。

 

どんな選手も、あの試合で負けたから今がある、

 

って言ってるよね。

 

スポーツは運もあるけど、

 

努力してる人のところに運は転がってくるから、

 

試合の準備はしっかりやろう。」

 

と言ってきたので、

 

恩返しのために

 

プレッシャーに感じて欲しくないと思って

 

「お父さんもお母さんも、

 

アンが勝っても負けても、どっちでも

 

アンが頑張ってるのを見られるのが嬉しいよ。」

 

と言ってしまったのです。

 

でもそれって、私は

 

負けるかも、って思ってるってことですよね。

 

アンは初めて「優勝する」と

 

宣言してるのに。

 

アンは、傷ついた顔でポロポロ泣いてしまいました。

 

そんなふうに泣くアンを見たのも初めてです。

 

慌てて私は、

 

「ごめんね、ありがとう、とっても嬉しい。

 

優勝に向けて、これからお母さんも全力で

 

サポートするね!」

 

とフォローしましたが、

 

アンがどんな気持ちで宣言してくれたかと

 

思うと、

 

自分の大失言が情けなかったです。

 

 

 

最後の県大会は無事開催され、

 

アンは有言実行、

 

本当に優勝したのです。

 

準決勝が事実上の決勝戦で、

 

ファイナルゲームの長い試合、

 

アンはゾーンに入っていました。

 

不調で久しく出ていなかった気合いの入った声で、

 

もう親バカですけど、カッコよかったです。

 

最後の勝った瞬間のガッツポーズまでもが

 

カッコよくて。

 

何度かご指導いただいた、他クラブの

 

元日本代表のコーチにも

 

その試合の気合いの入った姿に

 

「感動したよ、とっても良かった。」

 

と、褒めてもらえました。

 

 

 

県大会の賞状は、連盟の手作り感があって

 

サイズも小さいのですが、

 

アンには、

 

「全国大会の立派な賞状よりも

 

この県大会の賞状は価値があるよ。

 

お父さんとお母さんの宝物だよ。

 

ありがとう。」

 

と言いました。

 

アンも最高の笑顔で、

 

それは私たち親子の一生涯の思い出です。

 

 

 

この思い出があれば、

 

中学校ではもう楽しむ程度でいいのでは?

 

勉強の方を頑張って欲しい

 

と、私と夫は思っていたし、

 

アンも、

 

「中1は今まで出来なかったことをやりたい!」

 

と言って、

 

ディズニーランドや

 

プール、

 

花火大会、

 

週末に遊びの予定をたくさん入れました。

 

一方、元世界大会金メダリストのクラブに

 

片道1時間半かけて練習に行くことも、

 

松江塾に入塾するまでは数ヶ月続けていました。

 

 

 

中学生では、フィジカルの強さと戦術、

 

自分で考えることができる選手が強くなってきます。

 

アンも週3回しか練習していないのに、

 

コーチもついていない試合を、

 

自分で考えて立て直せるようになってきました。

 

成長を感じるだけに、

 

練習もこれ以上減らすこともできず、

 

でも、体調を崩すアンを見ていると

 

どうすべきなのか、考えてしまいます。

 

とりあえずは、

 

来月の選考会までは全力でサポートします。

 

夕暮れの里山