新中3の娘、アンの三語短文は
練習オフ日は、勉強開始前のウォーミングアップとして、
練習日は、体育館に向かう車中で
取り組んでいます。
三語短文はウォーミングアップに最適です。
脳が活性化する威力が凄いのです。
というのも、
まだ三語短文が始まったばかりの頃、
昨年の夏休みに
それを実感する出来事がありました。
アンがいつもお世話になっているスポーツトレーナーの先生の診療所に向かう車中で
三語短文を考えていたんです。
そのトレーナーの先生の診療は、まず選手との対話から始まります。
その対話によって、選手自身の身体への意識を
上げていくねらいがあるのですが、
アンはその対話が苦手で(^◇^;)
私は、その対話がありがたいと思っているので、
アンには
「先生は正解を求めているわけじゃない、
わからないなら、『わからない』と言っていいし、言語化を試みることが大事」
だと、いつも言ってます。
それでもアンは、その日も内心ちょっと
ブルーな感じで先生と向き合ったのですが、
いざ対話が始まると、声の張りも
対話の内容もいつもと全然違ってキレがあるのです ∑(゚Д゚)
私もびっくりでしたが、
先生にはもっと驚かれました(^◇^;)
「アンさん、
何があったんですか?!
なんか、いつもと全然違うじゃないですか!」
って。
私は、先生に松江塾の自慢をしてしまいましたよ。
この件があって以来、
三語短文が、脳のウォーミングアップです。
アンの三語短文は、
三語の意味を調べて、例文を参考に、
三語の辻褄合わせをして25字に収まるように
言葉を繋げたり、削ったりして作っています。
車中の制限時間30分に間に合わなそうなら、
私も一緒に考えたりもしますが、自力で
ずいぶん速くできるようになってきました。
あとは、もう少し面白味や世界観、雰囲気をまとった文になるといいのかなぁ。
難しいと、三語の例文を繋げただけじゃないか?
という日もありますから( ;∀;)
三語短文力を上げていくには、何を目指すといいのか?
と思っていたところへ、真島先生から
三語短文をどう完成させていくか、
その手順と思考が具体例とともに示されました。
三語短文力や国語力を向上させるために大事なこと、
それは、
「その言葉を使ったフレーズに落とし込むという作業。」
三語から、使えそうなフレーズで文のイメージをまとめていき
25字に収まるために、どう落とし込むか、
考えてみてそれが上手くいかないようなら、
逆にフレーズ優先で
イメージや世界観の方を変えてみたり。
その試行錯誤が大事、ということかな。
昨日のおぷちゃでも、
「完成度はさほど重要ではなく『脳内通過』させることが大事」
「親子の会話を増やすためのもの」
とのこと。
そうか、
完成度より、「脳内通過」。
親子で会話しながら、試行錯誤して
頭から煙を出すことで、その言葉が自分の血となり肉となっていくのね。
それなら、気負わずできる。
続けていくうちに完成度も少しずつ上がっていけばいい、くらいのスタンスで。
さっそく、アンのスマホにも
今回の真島先生の記事を転送して、
昨日も車中で、
あーでもない、こーでもないと言いながら
親子で頭から煙を出していました。
昨日も車中から見える夕焼けがきれいで
アンが写真を撮っていました。
スポ少時代から、体育館に向かう車中は
親子の会話の時間でしたが、
今も、三語短文のおかげで
とても充実した時間となっています。
三語短文に私も挑戦することで、その奥深さを
感じています。
【迷宮 発展 檸檬】
短編小説「
檸檬」の発
展問題で心
理の迷宮を
読み解く。